前回のフレキシブルアームの記事の際に作っていた物のご紹介です。
これは売ってません。
完全手作りの遊びです。
はい、こちら。
マキタ純正14.4Vバッテリーのお亡くなりになった廃バッテリーをもらって来て、分解。
中身のバッテリーセルを撤去した物に色々細工をして改造バッテリーとしてよみがえらせました。
右に見える黄色いのがリポバッテリー。ラジコン用の物で、14.4Vの物です。
バッテリーセルについていたPCBボード
うまく切り離して配線を加工。赤と黒とグレーの配線を追加しています。
ちなみにグレーの配線をしないと工具本体に電気が流れません。
この赤いユニット基盤、何だと思いますか?
これ、USBモジュールです。14.4Vの入力をUSB5Vに変換してくれます。
正面から見るとこんな感じ
USBコネクタを出す穴の加工が雑なのはご愛嬌
右のスイッチはUSBへの電源のスイッチです。
スイッチON!
USBに電源が来ている時は赤く光ってかっこいいです。
本体側面には現在のバッテリー電圧を表示するモジュールを
両面テープで貼り付けただけです
反対側面にはお決まりのネオジム磁石でビスキャチャー
これは欠かせません。おすすめですのでぜひ!
完成形!
改造感がすごい。
バッテリー本体から出る配線が引っかかりそうで心配・・・
こっちもかっこいい・・・
リアルタイムで残電圧がチェックできるって便利♪
USBライトも付けられます。
これも前回ご紹介した物です、詳しくはリンクからどうぞ!
USBライトを点灯させインパクトを構えた状態。
前方がメッチャ明るい。
角度的にも邪魔にならず、すごい便利な気がする。
もうね、これ・・・
気分はこれですよ
バッテリー外してそのままスタンドライトに
バッテリー単体でUSBを給電出来るので、バッテリーを外して置くだけでスタンドライトに早代わり。
ちなみに充電はこんな感じ
当然、マキタ純正の充電器は使えません。ラジコン用などのリポバッテリーの充電器を使用します。安価で買えるので良いです。
バランス充電もバッチリ!
各セル毎にちゃんとバランス充電してくれます。
いかがでしたでしょうか?
なかなか面白かったと思います。
実際にインパクトとして使用してみても非常に元気に動きます。
リポバッテリーは放電能力が高く25Cもあるので、こんな小さなバッテリーでMAX
468Wもの大電力を流せるんです。
なので、インパクトに負荷が掛かったときも純正以上にパワーがあります。
ただ、カットオフ機能が無いので、バッテリーの電圧が下がりすぎてしまうと充電できなくなってしまうので、要注意!
ちなみに、中のバッテリーが駄目になった時はケースを開けて新しいリポバッテリーを入れるだけで新品になります。
大人の工作の小ネタでございました。